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「またランチ誘わせてください」
そう言って去っていく男性、宮口智也さん

(こっちの気も知らずに・・・!)
はあ・・・とため息をついて、私もその場を去った。

濱口善幸 タロット心理学

彼は社内の人気者

私は千晶。今年34歳になる会社員。
年下の智也さんに片想いをしている。

智也さんは、私より3つ年下の31歳。
別の部署だけど、仕事で多少関わりがあって、月に1回程度、ランチに行く。
話題は仕事のことばかり。彼からの相談に乗っている

仲はいいと思う。けど、好きなのは私だけ
それでもランチの度に彼の瞳には、自分が映っていると思うだけで嬉しい。

そんな彼は、とても社交的で、社内で顔がとても広い人だ。

「あっ、お疲れ様です。・・・もしかして今日も智也さんとランチしてました?」

戻ると早々に、同僚に話しかけられる。

「別にいいでしょ、いつもの相談会ってだけよ。」

適当にあしらって、席に戻る。
ふたりで会えるってだけで嬉しかったりするけど、そんな気持ちは自分の中だけ。
顔の広い彼は、女性からの人気が高い。
・・・だから、彼といると視線が痛い。

気がない振り、をし続ける。
気持ちが知られて、嫌われたら・・・もし、月に1回程度のランチがなくなってしまったら。そう考えてしまう。

(好きだけど、今の関係は壊したくない・・・)

このまま一生片想いかな、私きっと結婚できないな――
そんなことばかり頭に巡る。

仕事に手をつけて、それ以上考えることをやめた。

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お似合いなふたり

定時を少し過ぎた頃、私は会社を後にした。

夜ご飯どうしようかな、とか考えていると、少し先に智也さんを見つけた。
お疲れ様、と声をかけようと、少しペースを速める。
けど、追いつくよりも先に、「お疲れ様、早かったね!」と智也さんに声をかけた綺麗な女性を見て、私の足は止まった。

(そりゃ、彼女くらい、いるよね・・・)

誰が見ても、お似合いと言いそうなふたりを前に、声をかけるなんてできなくて、、
気がついたら、私は踵を返していた。

思ったよりも

濱口善幸 タロット心理学

家に帰って、何をする気力も起きず、ただただ座り込む。
不思議と冷静だった。

考えても見れば、彼女がいてもおかしくない。
3つも上の取り柄もない私を、そんな恋愛の対象だなんて、きっと見ない

「バカみたい、私。」

好きにならなきゃよかった、とは思わないけど、思ってたより気持ちは大きかったみたいで、冷静だけれどショックは受けている。
次、智也さんを見かけたときに、自然なやり取りをできる自信は、ない。

そんなことを考えていると、どんどん悲しくなってきて、いつの間にか「失恋」とか「片想い」とかをスマホで検索していた。

多くの辛い恋愛話を見ていたとき、「この先、結ばれる可能性はある?」という文字が目に飛んできた。
今の私の状況的には難しいと思うけど、この一言がどうしても気になってしまって、そのバナーを押す。

超的中のタロット占い

バナーの先は、占いのサイトだった。
占い・・・興味はあるけど、日々の星座占いとか、雑誌の占いを見るくらい。
興味本意でサイトにあった無料の占いをしてみると、雑誌とかテレビの占いとは違って、私に向けたアドバイスのようだった。

智也さんの中で、私ってどんな印象なんだろう・・・

そう思って、鑑定を進めてみた。

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「特別な思いを寄せています」「親しい関係を築ければと・・・」

悪い結果じゃなくて、ホッとした。
むしろ、私のことを特別視している・・・?
まさかそんなはず・・・と思いながら、更に読み進めていくと、

濱口善幸 タロット心理学
「恋人として結ばれることになるからです。」

そんな結果が画面には出ていて、正直ちょっと嬉しくなった。
けど、脳裏には、今日のお似合いだったふたりの光景。

勝手だけど、結局占いって、当たらないものなんじゃない?と感じた。
期待して損したな、とか感じながらも、残りの結果文を読む。

濱口善幸 タロット心理学
「変わらない姿勢で接していけば・・・前向きな気持ちで接することを心がけてください。」

諦めきれない気持ちのある私に、そんなアドバイスが強く残った。

月1のランチ

幸か不幸か、部署が違うから、社内で顔をあわせることはほとんど無い。
そのまま顔をあわせず、3週間が経った。
そんな時、不意に智也さんからチャットが届く。

「お疲れ様です。来週あたり、ランチに出れませんか?」

通知が来た瞬間、あの光景がフラッシュバックする。

誘ってもらって嬉しいのに、

「他の女性とランチに出たりすると、怒られないの?大丈夫?」

なんて心にも無いことを送って、逃げようとしてしまった。

するとすぐに「何のことです?」と返ってきてしまった。
怖気づいて、これ以上は私からも言えず、「何でも無いの、いつにしよっか。」と返し、結局来週にランチに行くことになった。

勘違い

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変わらず、仕事の話をしながらランチをする。

「変わらない姿勢で接していけば・・・前向きな気持ちで接することを心がけてください。」

占い結果を思い出して、平常心、平常心・・・となんとか普段通り接することができたと思う。
ただ、頭の中からは、あの光景が離れてくれない。

話題が途切れて、一瞬の沈黙が流れる。
いつもこのくらいの沈黙はある。
だけど今日は、私の気持ちが映っているようで、重たく嫌な間だった。

沈黙を破ったのは、智也さんだった。

「千晶さん、そういえば昨日のチャット、どういう意味ですか・・・?」

忘れていて欲しいと思ったけど、やっぱりそんなことはなくて。
言葉に詰まりながらも、先月見かけたことを伝える。

「先月・・・、あぁ、髪の長い女性ですか?」

私は無言で頷く。

「それ、この人ですよね。」
そう言って見せられたのはSNSのその女性のページ。
間違いなく、あの時の女性だった。やっぱり綺麗な人・・・と思いながら、名前に違和感を覚える。

「宮口、優香さん・・・?」と呟くと、

「僕の妹です。」という智也さんと目が合う。

縮まった、ふたりの距離

「ごめんなさい、私てっきり彼女さんかと!」

ハッとなって慌てて謝る私を前に、智也さんは笑顔を見せる。

「そういえば、仕事の話ばかりで、話してなかったかもしれないですね。僕、ここ2年くらい彼女いないんです。」

そこから、今までとは違い自然とお互いの話になる。
気がついたら、休憩が終わる時間が近づいていた。

「今までランチ誘っておきながら、仕事のご相談ばっかりですみません。
今日すごく楽しかったです。もし週末空いていれば、ランチとは言わず、飲みに行きませんか・・・?」



そして週末。

あの誘いをもらった時、嬉しくて、すぐに予定を確認し、その場で返事をした。

「じゃあ、時間とお店決めて連絡しますね。」
そう言ってくれた智也さんは、今までで一番の笑顔だったような気がした。

終業後、指定されたお店に向かうと、すでに智也さんの姿があった。

仕事の話をすることもなく、お互いの話に華が咲く。

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あっという間の時間だった。

別れ際、離れたくないな、と思った時に、前よりも智也さんに惹かれていることに気がついた。

(私にも、可能性あるのかな・・・)

ふと、そんなことを頭に浮かべていた時、話しかけられる。

「千晶さん、今日はありがとうございました。ご迷惑でなければ、これからも一緒にご飯に行ってもらえないでしょうか?」

嬉しさと恥ずかしさで、どんな表情をしていたのかは覚えていない。
ただ、「もちろんです。」と返すのが、精一杯だった。

その後のふたり

何回か食事を重ね、4回目の食事でお付き合いすることになった。
そこからは休日にデートをしたり、仕事終わりに映画に行ったり。順調に交際が続いている。

そして今日。これから私は智也さんの実家に挨拶に行く。

濱口善幸 タロット心理学

「もちろん結婚を前提にしたいし、両親に紹介したい。」
付き合って間もないデートで、不意に智也さんがそう口にした。

将来のことを考えてくれていることを知って、とても嬉しかった。

そんなことを考えていたからか、顔がほころんでいたらしく、
「何考えてるのかわかんないけど、緊張してなさそうでよかった。」と言われる。

「緊張してないわけないでしょ・・・ちょっと色々思い出してたの!」

ちょっと前は、こんなたわいもない会話ができるなんて、ましてや隣にいるだなんて考えられなかった。
でも智也さんは、違ったみたい。

「気になってたから、ランチ誘ってたのに・・・」

この間、苦笑いされながらそう言われて、
諦めなくて良かった、と思ったし、同時に

「特別な思いを寄せています」「親しい関係を築ければと・・・」

占いの通りだったんだ・・・と感じて怖くなった。

あの占いを見ていなかったら、自分から距離を置いて、諦めていたかもしれない。
アドバイスがなかったら、普段通り接することはできなかっただろう。
そう考えると、今の私がいるのはあの占いがあったからだな、と感じる。

私にとって、お守りのような占いになった。

私にアドバイスをくれて、導いてくれたタロット占い。
好きな人がいる人は、諦める前に一回でいいから試してみてほしい。

きっと私のように、導いてもらえるはず!

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濱口善幸 タロット心理学「いますぐ鑑定」


占い師プロフィール

占いストリート占いストリート編集部|2019.03.25

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