※サービスを知っていただくための創作記事です。現実になることを保証するものではございません。

いつも通りの朝。
最寄の駅でお弁当を手渡す男女のやり取りを横目に電車に乗り込む。

濱口善幸 タロット心理学

私は奈緒。先日32歳になった。

恥ずかしながらここ6年間彼氏はいない。周りはどんどん結婚していく始末・・・完全に取り残されてる。
つい先日、仲のよかった同僚が寿退社していった。
さっきの光景といい、同僚の結婚といい、周りは幸せで溢れているのに私は・・・

(私きっとこのまま、結婚とか出来ないんだろうな。)

そんなことを思いながら、会社に向かっていると、最近気になっている男性を見つけた。

名前も知らない片想い

濱口善幸 タロット心理学

年甲斐も無く、片想いをしている。
朝、会社の入っているビルのエントランスで、よく見かける素敵な彼。
当然見ているだけ。名前すら知らない。

好きな人の名前ひとつ知らない、だなんて・・・

初めて見かけたときから、何か惹かれるものがあった。
背が高くて鼻筋が通っているから、目を惹いたのかな・・・
どこと無く雰囲気が落ち着いていて、大人な彼・・・話したことも無いけど、優しそうで落ち着いた印象に、私の理想だな・・・と思う。

濱口善幸 タロット心理学

はじめは、あ、あの人だ・・・くらいだったけど、今となっては彼を探している私がいる。

こんなことしてても何にもならないのに・・・

(はぁ、なにやってるんだろ。)

きっと、あんな素敵な男性には、彼女、もしくは奥さんがいるに違いない・・・
小さくため息をつきながら、オフィスに入り、
私は始業の準備を進めた。

日課のSNS徘徊

濱口善幸 タロット心理学

いつもと変わらない1日が終わる。

寝る直前のSNS徘徊。最近はどのSNSでも「結婚」とか「妊娠」とかばっかり。
学生時代の友人の入籍報告の投稿に祝福のコメントを投稿して、スクロールを繰り返していた。

「幸せそうな投稿ばっかりだな・・・」

なんだか虚しくなってしまい、画面を消そうとする。
そのときチラッと目に入った「片想い完結」という文字に手を止め・・・つい押してしまった。

開いた先はタロット占いのサイトだった。
昔タロット占いにはまったなーと振り返りながら、興味本位で占いの項目を見る。
相手の名前も誕生日も分からないから相性なんて・・・と見ていると、

「すでに出逢っています」の文字が目に入った。
進んでみると、相手の登録も要らない占いのようだった。

「結婚、ね・・・」

まあ、占いなんて別に信じたりしないけどね。
そう思いながらも、暇つぶし程度の気持ちで鑑定に進んだ。

あの彼との「共通点」

濱口善幸 タロット心理学
「すっと通った鼻筋」「身長が高くて、すらりとしたスタイル」

別に、信じるつもりなんて無い。
けど、あの彼に当てはまる結果が出て、喜んでいる自分がいた。
まさかそんなはず・・・と思いながら、更に読み進めていくと、

濱口善幸 タロット心理学
「頼りがいがある人」「涙もろい」

そんな結果が画面には出ていて、そんな一面があるの・・・?と考えてしまった。
なんとなく想像できる気もする・・・と考えたところで、彼だと決まっているわけじゃないのに・・・!と自分に言い聞かせる。

占っただけなのに、あの人の事を少し知れたような気になってしまう。
そして心なしか、もしかして、彼・・・?という淡い期待とほんの少し、自分に自信がついたような気がした。

偶然か、必然か

最近は忙しくて、出勤時間を前倒していた。
忙しさに比例して、帰る時間もどんどん遅くなっていく。

必然、あの彼を見かけることも無く、占いをしたことすらも忘れていた。
帰り際、人も全然いないオフィスのエントランスで名刺入れが落ちているのを見かけた。

「誰のだろう・・・」

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きっと持ち主も探しているだろうし、と届けようと思ったが、遅い時間で受付は当然誰もおらず、
どうせ明日も早く出社するし・・・と明日の朝届けることにした。

翌朝、早めに出社して受付の女性に昨日拾った名刺入れを渡す。
するとそのタイミングで横で受付の別の女性と話していた男性が、

「あっ、それです!僕のです!」

と声を発した。

やっぱり探してた、よかった・・・と声のほうを見ると――あの彼だった。

彼の名前

あれから2週間。忙しかった仕事もだいぶ落ち着いた。 あの日、「お礼がしたい」と言われて嬉しかったものの、忙しさのあまり断ると

「時間がある時で大丈夫です。僕もバタバタしていて・・・」

と言われ、とりあえず・・・とその場で連絡先を交換した。

見ているだけだった彼の名前を知れた。それだけで嬉しかった。
連絡を取り、どうしてもお礼がしたいという彼に圧されて、お互いが落ち着いたら食事に行くことになった。

そして今日が食事の日。

濱口善幸 タロット心理学

ただのお礼だから、と言い聞かせてはいるものの、いつもより念入りに化粧を直す。

同僚からは、「今日は一段と気合はいってますね、デートです?」と突っ込まれる始末。
バレバレ・・・と思いながら、足早に指定されたお店に向かうと彼・・・将人さんがいた。

弾む会話

お酒の力もあってか、思いのほか会話が弾む。

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将人さんの年齢は30歳。私の2つ年下だった。
年齢を教えてもらったときに、思わず

「いつも見かけていて、落ち着いた雰囲気だから、上だと思ってました。」

と思わず話してしまった。
しまった・・・「いつも」とか変に思われたらどうしよう・・・!と私はすぐに後悔することになる。

でも、将人さんの反応は意外なものだった。

「・・・?もしかして朝ですか?朝だったら僕もです。

安堵の息をつきながら、「僕も・・・?」と頭に宛名を浮かべながら、将人さんのほうを見た。
将人さんは少し照れくさそうに目をそらしながら、

「実は、名刺入れを拾ってもらう前から、よく見かけてて、気になってたんです・・・毎朝目で追っちゃって・・・
何度か声をかけよう、と思ったんですが、最近見かけなくなっちゃって。」

「見かけなくなった頃、僕も仕事が忙しくって・・・そんな時に名刺入れを落として探してたら、
偶然にも奈緒さんが拾ってくれて・・・その・・・」

少し、将人さんの声が詰まる。 私は嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちで、自分がどんな表情をしているのか
どんな反応をしたらいいのかわからないまま彼の方を見ていた。

「・・・迷惑でなければ、お付き合いしていただけないでしょうか?」

それから

何回かデートを重ね、同棲をはじめて3ヶ月が経つ。
お互いの年齢も考えて、お互いの両親にも紹介し、年内には入籍の予定だ。

そういえば、デートで映画を見に行ったとき、涙もろい私より先に泣く彼を見て、ふと占いをしたことを思い出した。

あの占いには実はまだ続きがあって、彼からの告白のタイミングが書いてあった。

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将人さんは営業をしていて、大きな案件を獲得できるかどうか、の山場を越しての食事だった。
無事に案件は獲得できたようで、これで落ち着いて話が出来る、食事にいけると意気込んでいた、と後から聞いた。

特徴どころか、タイミングまで当たるなんて・・・
本当に「すでに出逢っている」とは思ってもみなかった。
占いなんて、信じないとか思っていたけど、この占いは違った

偶然見つけて、ただの暇つぶし、と鑑定しただけだったけれど、こんなに当たる占いを知るなんて・・・
そう思ってから、占いを参考にするようになった私。

関係が順調に進んでいるのも、他の鑑定を受けて、先生からアドバイスをもらっているからかもしれない。

あなたも、恋に悩んでいたら、タロットで導いてもらってみて!

濱口善幸 タロット心理学
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濱口善幸 タロット心理学「いますぐ鑑定」


占い師プロフィール

占いストリート占いストリート編集部|2018.7.4

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